26. Inferno (2016) / インフェルノ

『インフェルノ』(Inferno)は、ダン・ブラウンによる2013年の同名の小説を原作とし、ロン・ハワードが監督、デヴィッド・コープが脚本を務めた2016年のアメリカ合衆国のミステリスリラー映画である。『ダ・ヴィンチ・コード』及び『天使と悪魔』の続編であり、再びロバート・ラングドン役を務めるトム・ハンクスに加え、フェリシティ・ジョーンズ、オマール・シー、シセ・バベット・クヌッセン、ベン・フォスター、イルファーン・カーンらが出演する。

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Inferno (2016) / インフェルノのあらすじ

ハーバード大学教授のロバート・ラングドンはイタリアはフィレンツェの病院の一室で目を覚ます。彼にはここ数日間の記憶がなく、そして世界が灼熱地獄と化す幻影に悩まされていた。彼の担当医の一人であるシエナ・ブルックスは頭部への銃撃による怪我が原因で彼が記憶喪失に陥っているのだと告げる。そこに突然、女殺し屋のヴァエンサが現れる。シエナはラングドンの逃亡を手助けし、二人は彼女のアパートへ逃げ込む。

二人はラングドンの所持品の中にダンテの「インフェルノ(地獄篇)」をモチーフとしたボッティチェリの「地獄の見取り図(Map of Hell)」に一部修正を加えた映像を映し出す小型のプロジェクター(ファラディー・ポインタ)を見つける。やがて彼らはそれがバートランド・ゾブリストによって残された第一の手掛かりである事に気づく。彼は大富豪でもある遺伝学者で、その主張は「過激な方策を以ってしない限り地球の人口爆発に歯止めをかける事はできない」と言うものであったが、武装した政府部隊に追われ自殺により命を絶った。ラングドンとシエナは、ダンテに取り憑かれたゾブリストが大量殺戮を可能とする「インフェルノ」なるウィルスを開発したのではと考える。その間にも彼らはアパートを嗅ぎつけたヴァエンサと地元警察の両方に追われ再び逃亡を余儀なくされる。ダンテの作品や歴史、そしてフィレンツェの町に関するラングドンの豊富な知識を頼りに暗殺者や政府機関の追っ手から逃れつつ、二人は文字や言葉といった手掛かりを追ってフィレンツェやヴェネツィアの様々な場所を訪れる。その中でラングドンは彼自身が決定的な手掛かりであるダンテのデスマスクを盗んだ事を知るが、彼はその事を覚えていない。
ヴァエンサは彼女の雇い主であるハリー・シムズに状況を報告する。彼は民間の危機管理会社「コンソーシアム」のCEOであり、ゾブリストは彼らの顧客であった。一方、二人を追う政府武装部隊は世界保健機関(WHO)であり、彼らはエリザベス・シンスキーの指揮の元、ゾブリストの開発したウィルスの拡散を防ごうとしていた。ゾブリストはウィルスに関するビデオメッセージをシムズに託しており、指定した日時にこれを全世界に公開するよう依頼していた。ところが、当初の計画に狂いが生じたため、指定の日時まで中身を見てはならないというゾブリストとの契約に反してビデオを見たところ、その内容に衝撃を受けたシムズは、一転してシンスキーに協力を申し出て、ともにウィルスの拡散を阻止しようとする。しかしその頃、ラングドンとシエナはWHOの一員であると称するクリストフ・ブシャールから接触を受け、シンスキーは裏切り者であり、彼女は自らの利益の為に「インフェルノ」ウィルスを追っているのだと聞かされる。三人はしばし協力するが、やがてラングドンはブシャールこそが自らの利益の為にウィルスを追っているということを見抜き、再び二人での逃亡が始まる。
ラングドンはウィルスがイスタンブールのアヤソフィアにある事を突き止める。それを知ったシエナは、彼女がゾブリストのかつての恋人であり、自らがウィルスを拡散させる決意である事を明らかにし、ラングドンの元から逃走する。ここまでの過程はゾブリストに万が一があった際のバックアップ・プランだったのだ。一方ラングドンは再びブシャールによって捕らわれの身となるがシムズによって助けられシンスキーとの再会を果たす。かつての恋人である彼女がラングドンにファラディー・ポンインタの画像の謎解きを依頼し、その結果として彼はシムズの組織に誘拐されベンゾジアゼピンを投与され、記憶を失ったのであった。病院でラングドンが殺し屋に命を狙われたのは、ラングドンがシエナに都合良く動くよう仕向けるためにあらかじめ計画された茶番劇だったのである。
ウィルスの入ったビニール袋はイスタンブールのバシリカ・シスタンの地下貯水池に設置されていた。ラングドン、シムズ、そしてシンスキーらがWHOの部隊と共にウィルスの捜索と回収に急ぐ一方、シエナと彼女の同胞は、ラングドンたちにウィルスを回収されてしまう前に、遠隔操作式の爆弾によって設置場所を爆破することで、ウィルスを拡散させることを計画していた。シンスキーがついにウィルスの入ったビニール袋を発見し、ケースに格納したのと時を同じくして、シエナはラングドンと対峙していた。ラングドンの説得も聞き入れず、爆弾の遠隔操作ボタンを押すシエナであったが、あらかじめ周辺の電波が遮断されていたため失敗に終わる。そこで、シエナは貯水池の中へ飛び込み、ラングドンの目の前で自らの命を投げ打って直接爆弾を爆発させた。しかし、ケースが爆発の衝撃に耐えたため、ケース内で袋が破裂したのみで、ウィルスが外に漏れ出るまでには至らず、シエナは無駄死にに終わる。これで一件落着かと思われたところ、生き残っていた同胞の一人が最後の力を振り絞ってケースを開けようとするも、これも失敗に終わり、ついにウィルスの拡散は阻止された。ウィルスはWHOに接収され、ラングドンはデスマスクを返す為にフィレンツェへと戻った。

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