『ザ・ペーパー』(原題: The Paper)は、1994年のアメリカ映画。
The Paper (1994) / ザ・ペーパーのあらすじ
NYのタブロイド紙「サン」の編集局。編集次長のヘンリー(マイケル・キートン)は、臨月の妻マーサ(マリサ・トメイ)を抱え、他社の編集局からの引き抜きに乗るかどうか迷っていた。編集局長のアリシア(グレン・クローズ)は、特ダネを他紙に出し抜かれたことを気に病み、夫とは離婚の危機。編集長のバーニーは疎遠になった娘との関係に悩み、しかも前立腺の病気まで見つかってしまう。コラムニストのマイケルは、公務員のスキャンダルを暴いたことで筆禍におびえていた。
そんなある日、下町で2人の少年が殺人容疑で逮捕される。嫌疑は濃厚であったが証拠不十分なことから、ヘンリーは冤罪を確信する。他社との激しい競争、局内の意見の対立、時間との勝負である記事の執筆、警察への困難な取材をくぐりぬけながら、「サン」紙の編集局は朝刊第一面のスクープのため、また少年たちの無実を証明するため奔走する。
やがて回りだす輪転機と、それぞれの記者たちの運命を交錯させながら、新聞が作られるまでの一日が描かれていく。
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