1977年に米国で放送されたテレビの伝説的なインタビュー番組を映画化。セレブな人気司会者と汚名にまみれた元大統領との知力を尽くしたトークバトルをスリリングに描く。『フロスト×ニクソン』(原題: Frost/Nixon)は、2008年のアメリカ映画。脚本のピーター・モーガンが手掛けた同名の舞台をロン・ハワードが映画化。
第81回アカデミー賞では作品賞を含む5部門にノミネートされた。
1977年に放送されたイギリスの司会者デービッド・フロスト(マイケル・シーン)によるリチャード・ニクソン元アメリカ合衆国大統領(フランク・ランジェラ)のインタビュー番組を描いた作品。
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Frost/Nixon (2008) : フロスト×ニクソン のストーリー
1974年、リチャード・ニクソン(フランク・ランジェラ)はウォーターゲート事件で大統領を辞任する。英国のテレビ司会者デビッド・フロスト(マイケル・シーン)は、ニクソンの代理人スイフティー・リザール(トビー・ジョーンズ)を通じてインタビューの交渉をする。数ヶ月後、代理人はギャラ60万ドルを要求してくる。フロストはそれを承諾し、英国人プロデューサーのジョン・バート(マシュー・マクフーディエン)と共にロスへ向かう。フロストは機内でナンパしたキャロライン(レベッカ・ホール)を伴い、ニクソン邸に乗り込む。彼は前払い金20万ドルを自腹で払う羽目になるが、米国で成功するという野心に燃えていた。しかし3大ネットワークは協力を拒絶する。テレビ局との交渉が難航していると聞いたニクソンの側近ジャック・ブレナン(ケヴィン・ベーコン)は、このまま企画が流れるのではないかと考えた。しかしフロストは番組を自主制作して放映権を売ることにし、製作費を借金で捻出する。そして、ジャーナリストのボブ・ゼルニック(オリヴァー・プラット)、ノンフィクション作家のジェームズ・レストン(サム・ロックウェル)を加え、インタビューの準備を始める。1977年3月23日、インタビュー初日。フロストは、事件に関する質問は最後にするという約束を無視して、いきなり録音テープの質問を投げかける。しかしニクソンはホワイトハウスにおける録音の歴史を延々と語り、フロストを煙に巻く。その後の2回目、3回目のインタビューでも、弁の立つニクソンはフロストに突き入る隙を与えない。フロストのブレーンたちは彼の不甲斐なさに苛立ち、チームに不穏な空気が流れる。イースター休暇でインタビューが中断したある日、フロストはレギュラー番組打ち切りの報せを受ける。さらにニクソンから挑発的な電話を受けた彼は、ワシントンにいるレストンに事件の再調査を依頼し、ニクソンに不利な新証拠を入手する。そして、最後のインタビューが始まる。
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